オンラインアカウントの登録時に、復旧手段も一緒に設定しておく
渡米直後は、まとまった数のアカウントを登録することになります。銀行、携帯電話会社、公共料金、学校、行政のオンラインシステムなどです。登録のときに2分余計にかけておけば、あとで締め出されて困る事態を避けられます。
登録の時点で設定しておく4つのこと
この4項目は登録の流れのなかでたいてい出てきます。スキップするのはすぐですが、あとから設定するのは面倒です。
- 実際にできること
- 2段階認証。バックアップコードは印刷するか、自分が取り出せる場所に保存しておきます
- 復旧用のメールアドレス。このアカウントと関係がなく、長く使い続けるものを選びます
- 復旧用の電話番号。いま実際に SMS を受け取れる番号であることを確認します
- 秘密の質問の答えは自分で控えておきます。その答えが「正しい答え」とは限らないからです
番号とメールアドレスは変わるが、バックアップコードは変わらない
渡米して最初の数か月は、電話番号もメールアドレスもまだ変わる可能性があります。そのため、いちばん確実な復旧手段はバックアップコードです。これから変わるかもしれないものに一切頼らないからです。
当サイトには、申請した覚えのない認証コードが届くこと、その SMS そのものが1つの合図であることについての別の記事があります。ここで設定しておくものは、まさにその瞬間に使うものです。
当サイトには、重要書類のデジタルバックアップについての別の記事があります。バックアップコードにも同じやり方が当てはまります。少なくとも2か所に1部ずつ置き、そのうち1部はオフラインにします。
アカウントの一覧を1つ残しておく
パスワードを控える必要はありません。「どんなアカウントがあるか、どの機関のものか、どのメールアドレスで登録したか、復旧手段は何か」だけを書いておきます。パスワードは、パスワード管理ツールか自分なりの方法に任せます。
この一覧は、番号を変えるとき、メールアドレスを変えるとき、または1つずつ更新が必要になったときの唯一のよりどころになります。当サイト(お金のサイト)には、カードや口座を変えるときに更新が必要な場所についての別の記事があります。やり方は同じです。
番号を変える前に、一覧をひととおり確認する
電話番号を変えることの影響は、思っているより大きいものです。多くのアカウントが、認証と復旧に電話番号を使っているからです。ですから変える前に一覧を開いて1つずつ更新し、すべて確認できてから古い番号を解約します。
当サイトには、アメリカの住所と電話番号の書き方の書式についての別の記事があります。その記事でも、番号の用途は連絡だけではないことに触れています。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、自分で身につけられる習慣です。特定のツールやサービスをすすめることも、情報セキュリティに関する技術的な助言をすることも、ある設定が十分かどうかを判断することもしません。各機関の実際の選択肢とルールは、その機関の正式な説明が基準です。
ポイント
登録の時点で2段階認証、復旧用のメールアドレス、復旧用の電話番号を設定し、バックアップコードは取り出せる場所に保存します。アカウントの一覧を残しておき、番号を変える前にひととおり確認します。