← ツールと生活ガイド

通訳を頼まれたとき:まず、その場を自分が引き受けてよいかを見分ける

誰かに聞き取りを手伝ってもらう必要があるときに何を尋ねるかは、当サイトですでに一つの記事で取り上げました。この記事はその反対側、つまり手伝いを頼まれる人の話です。日常の場面でちょっと手伝うのはごく自然なことですが、決まりが違う場面もあります。その違いがあると先に知っていて初めて、この場は自分には向いていませんと礼儀正しく言えるようになります。

まず3種類の場面に分ける

1つ目は日常の場面です。道を尋ねる、携帯電話の手続きをする、近所の人に何かを伝える。2つ目は記録が残る場面です。学校での面談、家主とのやり取り、事業者との争い。3つ目は機関の側が通常通訳を用意する場面、つまり医療や法律に関わる場面です。この3種類の違いは、訳し間違えた結果が誰に降りかかるかにあります。

当サイトには、誰かに聞き取りを手伝ってもらう必要があるとき、まず相手が何を用意しているかを聞くことについての別の記事があります。その記事に挙げた「相手が何を用意しているか」は、裏返せば、その場に自分が出るべきかどうかを判断する根拠になります。

  • 実際にできること
  • 日常の場面:手伝えばそれで済む
  • 記録が残る場面:手伝ってよいが、誰が何を言ったかを残す
  • 機関が用意する場面:まず相手に用意があるかを聞く。通常はある

まずひと言「通訳は用意していますか」と聞く

このひと言は、あなたが聞いてもかまいません。多くの機関には電話通訳や現場の担当者がいますが、向こうからは言い出さないだけです。聞いた上で相手がないと言い、それから自分が出るかどうかを決めるのは、最初から自分が出るのとは別の立場です。

当サイト(教育サイト)には、保護者自身がどんな言語サポートを受けられるかを確認することについての別の記事があります。学校の側のやり方ははっきりしていて、他の機関のやり方もたいてい同じです。あるけれども、こちらから聞く必要があります。

手伝えることと、本人の代わりに決めてはいけないこと

相手の話を英語に置き換えるのは手助けです。署名するかどうか、同意するかどうか、ある条件を受け入れるかどうかを本人の代わりに決めるのは、もう通訳ではありません。この線は現場でとてもあいまいになりやすいものです。担当者がごく自然にあなたのほうを見て話すからです。

当サイト(ビザサイト)には、家族の書類を手伝うとき、まず自分が代わりにできないことは何かをはっきりさせることについての別の記事があります。その記事の線は、口頭の場面でも同じ線です。

書類の翻訳は別の話

口頭で聞き取りを手伝うことと、提出する書類を翻訳することとでは、求められるものがまったく違います。後者には形式や資格の規定があることが多く、どれほど上手に訳しても認められるとは限りません。

当サイト(ビザサイト)には、英語以外の書類にいつ翻訳が必要で、どの程度まで訳す必要があるかについての別の記事があります。頼まれる前にその記事にひと目通しておけば、やり直しを一回省けます。

誰が何を言ったかを残す

記録が残る種類の場面では、終わった後に相手へメッセージを一通送っておきます。今日何を話したか、相手がどう答えたか、次の一歩は何かです。こうすることで守られるのは手伝ってもらった本人です。本人は、自分が聞いた内容が正しいかどうか確信が持てないからです。

当サイト(賃貸サイト)には、家主と話す言語が違うとき、大事なことを文字で残すことについての別の記事があります。同じやり方は、あなたが間に立つときにはさらに重要になります。その場で両方の話が分かるのはあなただけだからです。

「この場は自分には向いていません」の伝え方

多くを説明する必要はありません。「この場面では向こうが通訳を用意しているはずなので、私が聞いてみます」で十分です。無理に続けるより、双方にとってそのほうがよいのです。付き添って行くことは変わらずできます。訳す役を引き受けないだけです。

当サイト(車のサイト)には、車に乗せてもらえないかと聞かれたとき、引き受ける前にはっきり聞いておくいくつかのことについての別の記事があります。この2種類の頼みごとは同じ日に出てくることがよくあり、別々に引き受けることができます。

この記事の範囲

この記事が扱うのは、判断と尋ねるべき質問、つまりやり方です。いかなる機関の言語サポートを提供する義務も説明せず、どの通訳の手配も評価せず、法律または医療に関する助言も一切行わず、いかなる書類翻訳の資格要件も説明しません。

各機関が提供する言語サポートはその機関の公式の説明が基準で、書類翻訳の要件は受付機関の規定が基準です。

ポイント

まず場面を3種類に分けます。日常の場面、記録が残る場面、そして機関の側が通常通訳を用意する場面です。違いは、訳し間違えた結果が誰に降りかかるかにあります。最初にひと言「通訳は用意していますか」と聞きます。多くの機関にはありますが、向こうからは言い出さないだけです。聞いてから自分が出るかどうかを決めるのは、最初から自分が出るのとは別の立場です。話を英語に置き換えることはできますが、署名するかどうか、同意するかどうかを本人の代わりに決めてはいけません。この線は現場でとてもあいまいになりやすいものです。提出する書類の翻訳は別の話で、形式や資格の規定があります。記録が残る場面では、終わった後にメッセージを一通送り、誰が何を言ったかと次の一歩を書いておきます。本当に向いていないときは、「この場面では向こうが通訳を用意しているはずなので、私が聞いてみます」と言えば十分で、付き添って行くことは変わらずできます。

このサイトのツールが行うのは一般的な算術上の換算で、税務、報酬、財務、医療または法律に関する助言ではありません。売上税率、チップの習慣、労働法令、給与の仕組みは地域や個人の状況によって異なり、変更されることもあります。契約、金額、そのほか結果を伴う判断に関わるときは、公式情報と資格のある専門家の意見を基準にしてください。

この先も使うもの

Steps 渡米直後ガイド

SSN、銀行、運転免許、保険といった到着後に必ず済ませる手続き 91 項目を、順番に並べてあります。

Steps のガイドを見る ↗

We Live in USA メインサイト

住宅購入、引っ越し、ビザ、車の購入、教育。アメリカへの移住の全体図がここにあります。

メインサイトへ戻る ↗