大型家電が届く日:配達、設置、古いものの引き取りは3つの別のこと
当サイトには、家電の規格とコンセント、母国から持ってきたものが使えるかどうかについての別の記事があります。買えば誰かが届けて設置し、ついでに古いものも運び出してくれると思っている人は多くいます。実際には、これは別々に料金が決まり、別々に手配され、責任も別々の3つのことで、しかも同じチームが行うとは限りません。この記事では、注文時に何を確認するか、届いた日にサインする前に何を済ませるか、そしてあとで問題があったときに誰に連絡するかを説明します。
注文するとき、まず3つの枠に分ける
この3つを独立した3つの質問として聞くと、「これは設置込みですか」と聞くよりもずっとはっきりした答えが得られます。
3つ目の枠がいちばん見落とされがちです。古い1台を誰も運び出してくれなければ自分で処分することになり、大型家電は通常そのまま捨てることができません。
- 実際にできること
- 配達:玄関先までか、家の中までか、指定した部屋までか
- 設置:水道と電気の接続、固定、動作テストが、それぞれ含まれるかどうか
- 古いもの:運び出し、取り外し、そして別料金がかかるかどうか
寸法は3か所を測る
当サイト(引っ越しサイト)には、ドアの幅と階段の曲がり角を測ること、家具が入らない事態は事前に避けられることについての別の記事があります。家電の場合に測るのも同じ3か所です。搬入できる経路、最終的に置く場所、そしてその途中にあるすべての曲がり角です。
当サイトには、店員に延長保証を追加で買うかと聞かれたとき、もともとの保証がいつから数えられるのかについての別の記事があります。届いた日にサインする何枚かの紙の中には、通常その保証の1枚が入っています。
測った数字を書き留め、写真を1枚撮っておきます。届いた日にもし入らなかった場合、その数字が、そこから先が誰の問題になるのかを決めます。
その日、配達の人が帰る前に済ませておくこと
人が帰ってしまうと、多くのことが自分の問題になります。当サイト(引っ越しサイト)には、荷物が届いた日に、サインする前に済ませておくことについての別の記事があります。その記事の原則はここでもそのまま当てはまります。
その場で一度試すことがいちばん重要な項目です。冷えるものは冷えるか、温まるものは温まるか、水を使うものは一度水を流して接続部からにじまないかを見ます。これらを配達の人がまだいるうちに試すのと、翌日になって気づくのとでは、まったく別のことになります。
- 実際にできること
- 外観をひと回り見て、へこみや擦り傷はその場で写真を撮る
- 電気と水道の接続部を見て、水がにじんでいないか確かめる
- 通電して一度試し、冷えるべきものは冷え、温まるべきものは温まるか確かめる
- ドアを一度開け閉めして、周りの棚に当たらないか確かめる
やってもらえない作業は、事前に知っておけば足りる
電気の配線、水道管の変更、ドア枠の取り外し。こうした作業は多くの配達チームが行わず、その場で例外として対応することもありません。事前に知っていれば先に手配でき、当日になって行き詰まることがありません。
賃貸の場合はさらにもう1段階あります。壁や配管に手を加えることは、通常、先に確認を取る必要があります。当サイト(賃貸サイト)には、大家や修理担当者が部屋に入るとき、まず賃貸契約にどう書かれているかを見ることについての別の記事があります。
保証がどの日から数えられるのか、当日に聞いておく
購入日から数えるものもあれば、設置完了日から数えるものもあり、設置を別の会社が行った場合は、その会社にも独自の保証があることがあります。当サイトには、物が壊れて保証がまだ有効なとき、説明書に書かれている電話番号の相手に連絡することについての別の記事があります。
伝票、シリアル番号、設置に関する1枚の紙を写真に撮って保存しておきます。シリアル番号は本体にあり、通常はドアの脇か背面です。当日に撮るほうが、あとでしゃがんで探すより簡単です。
あとで問題が起きたら、まず誰の側のものかを切り分ける
機械そのものの問題はメーカーまたは販売店に、設置の問題は設置を行った側に連絡します。この両者は互いに相手の責任だと言い合うことがあり、切り分ける方法は、問題がどの区間で起きているかを見ることです。
当サイトには、どこも自分たちの担当ではないと言うとき、境界を尋ねる聞き方に替えれば答えが出てくることについての別の記事があります。聞き方は「この部分は、どこまでがそちらの担当ですか」であって、「これはそちらの問題ですか」ではありません。
この記事の範囲
この記事は、注文時と受け取り当日に自分で確認できることと、残しておくべき記録について、やり方を書いたものです。設置、電気、配管、安全に関する指針は一切提供せず、いかなる機器の状態も判断せず、いかなるブランド、販売店、サービスも推奨しません。
設置と変更は資格のある専門家に任せてください。実際のサービス範囲と保証内容は、販売店、メーカー、設置業者の正式な説明を基準にしてください。
ポイント
注文するときは3つの枠に分けて聞きます。どこまで届けるか、設置に何が含まれるか、古いものを運び出すかどうか。寸法は3か所、つまり搬入できる経路、最終的に置く場所、途中の曲がり角を測り、書き留めて写真を撮ります。その日は配達の人が帰る前に、ひと回りして外観を撮り、水道と電気の接続部がにじんでいないかを見て、通電して一度試し、ドアを一度開け閉めします。電気の配線、水道管の変更、ドア枠の取り外しといった作業は多くの配達チームが行わないので、事前に知っていれば先に手配できます。賃貸の場合、壁や配管に手を加えることは先に確認を取ります。保証が購入日から数えるのか設置完了日から数えるのかを当日に聞き、伝票、シリアル番号、設置に関する紙を写真に撮っておきます。あとで問題が起きたら、まず機械なのか設置なのかを切り分け、「この部分は、どこまでがそちらの担当ですか」と聞きます。