ヤード・ポンド法の単位の日常対照:正確さが必要なもの、おおよそで足りるもの
日常のほとんどの場面では、暗算の近似値で十分です。本当に正確さが必要なのは、実は数種類だけです。
概算でよいもの:距離、気温、身長
1マイルは約1.6キロメートルで、運転中に道路標識を見るときは「1.6を掛ける」暗算で足ります。華氏から摂氏への換算は「30を引いて2で割る」でさっと概算でき、その誤差は日常の服装を決めるうえでは問題になりません。
身長や体重は、一般的なフォームに記入する分には対照表を使えば十分です。
- 実際にできること
- 1 mile ≈ 1.6 km,1 foot ≈ 30 cm,1 inch ≈ 2.5 cm
- 華氏の概算:(F − 30) ÷ 2 ≈ 摂氏
正確さが必要なもの:薬の用量、お菓子・パン作り、寸法を指定する買い物
薬の用量の単位は絶対に概算してはいけません。必ず包装の表示と医師の指示に従い、疑問があれば薬剤師に確認してください。
お菓子やパンは配合の比率に敏感で、計量カップよりはかりのほうが正確です。家具や建材を買うときは、寸法は換算後の近似値ではなく実際の数字を使います。
容量がいちばん混同しやすい
米国式の液量オンス、カップ、パイント、ガロンは、英国式の同じ名前の単位と数値が異なります。レシピや説明書がどの国のものかによって、数字が変わります。
服と靴のサイズに共通の換算はない
ブランドごとのサイズ表は大きく異なり、換算表は出発点にしかなりません。オンラインで買う前に、そのブランド自身のサイズ表と返品・交換の方針を確認します。
まず自分なりの基準点をいくつか作る
換算表は調べるものですが、基準点は調べる必要がありません。数字を覚えるよりも、すでに体感のあるものをいくつか覚えておくほうが役に立ちます。自分の身長は何フィート何インチか、いつも飲むあのボトルの水は何オンスか、住まいから職場までは何マイルか。
基準点がいくつかできると、新しい数字に比較の相手ができます。毎回換算ツールを取り出すよりずっと速く、地元の人が実際に使っている方法でもあります。
単位を見たら、まずどの体系かを確認する
同じ名前でも体系が違えば数値が異なり、いちばんよくあるのは容量と重さです。ですから単位を見たら、まずこう問いかけます。この説明書、レシピ、仕様表はどこから来たものか。
当サイトには、包装サイズと単価についての別の記事があります。そこでの原則はここにも当てはまります。比べる前に、両方が同じ単位を使っていることをまず確認する、ということです。
当サイトには、アメリカの数字の読み方(気温、身長、車の速度、家の広さ)についての別の記事があります。単位の換算は半分で、残りの半分は、そうした数字がふだんどこに出てくるかです。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、日常の換算方法と、どこまでの精度が必要かを判断する考え方です。いずれかの場面での法定の計量規定について述べるものではなく、どの換算結果についても、正確な数値を必要とする用途に適することを保証するものではありません。
ポイント
距離と気温は概算でかまいませんが、薬の用量と寸法を指定する買い物は正確でなければなりません。米国式と英国式の容量は同じ名前でも値が違うことに注意し、靴と服のサイズはブランド自身の表を見ましょう。