オンラインシステムが進まないとき:まずどちら側の問題かを切り分ける
公的機関や各種機関のオンラインシステムで、送信できない、ログインできない、何度も「形式が正しくありません」と表示される。手続きをしていると、これはよくあることです。対処の最初の一歩は、どの層で止まっているのかを見きわめることです。
まず自分の側のよくある3つの原因を除く
この3つが大半を占めており、どれも自分で試せます。
- 実際にできること
- ブラウザー:別のブラウザーに替えるか、シークレットウィンドウでもう一度試します
- 書式:ある欄が、入力した書き方を受け付けていません(当サイトには、オンラインフォームでよくある書式のエラーについての別の記事があります。)
- ファイル:アップロードしたファイルの形式または大きさが合っていません(多くのシステムは PDF しか受け付けません)
次に、システムそのものの問題かを確認する
ブラウザーを替えても同じなら、システムのメンテナンスか負荷が原因かもしれません。メンテナンスの時間を告知している機関もあるので、一度見ておく価値があります。
また、システムによっては特定の時間帯(たとえば深夜)に定期メンテナンスを行います。時間帯を変えてもう一度試すのが、いちばん手間のかからない次の一歩です。
止まった証拠を残す
エラーメッセージのスクリーンショットを撮り、日付と時刻、そのときどの段階にいたかを書き留めます。あとになって、期限どおりに完了できなかった理由を説明する必要が出たら、これがその説明になります。
期限のある用件では特にそうです。当サイト(ビザサイト)には、公的な手紙を受け取ったときに最初に見る3か所についての別の記事があります。
何度も試さず、手段を変える
同じ操作を3回試してもだめなら、手段を変えます。電話で尋ねるか、ほかの方法で手続きできないかを確認します。
当サイトには、同じ用件に電話・オンライン・窓口の3つの手段があるときの選び方についての別の記事があります。オンラインで止まったときこそ、切り替えるタイミングです。
送信したあとにも確認する
システムに「成功」と表示されても、相手が受け取ったことと完全に同じではありません。確認番号があれば書き写し、確認メールがあれば保存し、どちらもなければ電話で一度確認します。
当サイトには、重要書類のデジタルバックアップについての別の記事があります。送信する前に自分が入力した内容を保存しておけば、送り直すときに入力し直さずに済みます。
画面には出ないもう1種類の原因:アカウントそのもの
止まり方のなかには、「エラーメッセージは出ないのに、とにかく入れない」「送信したあと何も起きない」という特徴のものがあります。この種類はたいていブラウザーや書式の側ではなく、アカウントの状態に原因があります。
よくあるのは次のようなものです。アカウントは作成したが email がまだ確認されていない、2要素認証のコードがすでに解約した番号に送られている、パスワード再設定のメールが迷惑メールに振り分けられている、または続けて入力を間違えたためアカウントが一時的にロックされている。共通しているのは、システムの側は問題がすでに処理されたと認識していて、ただ通知が手元に届いていないという点です。
ですからまず1つ確認します。このアカウントに登録されている email と電話番号が、いま自分が受け取れるものかどうかです。当サイトには、オンラインアカウントの登録時に復旧手段も一緒に設定しておくことについての別の記事があります。当サイト(ビザサイト)には、自分の email と電話番号にどれだけ多くのものがひも付いているかについての別の記事があります。この点が解決していなければ、ブラウザーをいくつ替えても効果はありません。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、自分で調べられる方向です。特定のシステムの実際の状況は説明せず、問題の原因や責任の所在の判断もしません。
期限のあるオンラインの手続きを完了できない場合は、できるだけ早くその機関が用意しているほかの手段に切り替え、そのときの記録を残してください。
ポイント
まずブラウザーを替え、欄の書式とファイルの規格を確認してから、システムのメンテナンスではないかを確かめます。スクリーンショットで証拠を残します。3回試してだめなら手段を変えます。送信したあとは、相手が本当に受け取ったかを確認します。