出国してもアカウントはアメリカに残る:出発前に片づけるのは認証の部分
当サイトには、しばらく留守にするあいだも住まいの側は動き続けることについての別の記事があります。その記事では、車、書類、寮についてもそれぞれ1本ずつ記事があることに触れています。出国前のチェックリストは、たいてい書類と住まいのところで終わります。けれども、3日目に実際につまずく原因は、多くの場合ログインです。SMS が届かない、予備のメールアドレスには別の認証が必要、そしてカスタマーサービスの営業時間はあなたが寝ている時間帯、という具合です。
まず認証コードがどの方法で手元に届くかを確認する
多くのシステムは標準で SMS を使いますが、アメリカの電話番号が海外で SMS を受信できるかどうかは、契約している携帯プランと現地の通信網によって決まります。これは出発前に確認することで、着いてから試すことではありません。
当サイト(ビザサイト)には、メールアドレスと電話番号にどれだけのものが紐づいているかについての別の記事があります。その記事では、バックアップコードだけがこの2つに頼らない手段だと述べています。出国する前に重要なアカウントのバックアップコードを用意しておくことが、この件でいちばん効果のある一歩です。当サイトには、アメリカを離れるときの順序と、アカウントと電話番号をなぜ最後まで残すのかについての別の記事があります。
復旧手段はまとめて使えなくなるので、出発前に一度試す
ログインできないとき、人が次にとる行動は復旧手段を使うことです。問題は、復旧手段も多くの場合、同じ電話番号や同じメールアドレスに紐づいていることです。別々に使えなくなるのではなく、まとめて使えなくなります。
当サイトには、自分のアカウントに入れないとき、問題はたいていパスワードではなく復旧手段も連鎖して使えなくなっていることにある、という点についての別の記事があります。その記事では、海外にいるときはその連鎖がとりわけ厄介だと述べています。当サイトには、何か起きたときにしか使わないものは何も起きていないうちに一度使っておくことについての別の記事があります。出発前の1週間が、ちょうどそのタイミングです。
- 実際にできること
- 重要なアカウントにそれぞれ一度ログインし、実際に認証を一通り済ませる
- バックアップコードをダウンロードするか印刷し、ログインしなくても取り出せる場所に置く
- 復旧用のメールアドレス自体にも自分が入れることを確認する
- カスタマーサービスの公式の電話番号を保存し、相手のタイムゾーンと営業時間を控えておく
新しい端末と新しい場所は異常として扱われる
見慣れないネットワーク、見慣れない端末、見慣れない場所からログインすれば、もともと追加の確認が求められます。これは故障ではありませんが、その追加の手順を自分で完了できる状態でなければなりません。
ですから、端末は替えずに済むなら替えないでください。そして出発前に、持っていく端末がすでに「既知の端末」になっていることを確認しておきます。当サイトには、パソコンやスマートフォンを替えるとき、それを認証に使っているものも一緒に移す必要があることについての別の記事があります。
海外ではやらないほうがよいことがある
パスワードの変更、紐づけた電話番号の変更、新しいアカウントの開設。この3つはもっとも厳しい認証を引き起こしますが、あなたはちょうど認証をいちばん完了しにくい場所にいます。どうしても必要な場合を除き、戻ってからにしましょう。
言えるのは、変更は自分が元の場所にいて、ネットワークも電話番号も普段どおり使えるときにまとめる、というのは自分だけで決められることだ、という点です。
戻ったら、今回の結果を1行で記録する
どのアカウントが海外で使えて、どれが使えなかったか、そしてどう解決したか。この1行が、次回はそのまま半日を節約してくれます。
当サイトには、しばらく留守にしたあと、戻った日に郵便物の山と請求書を確認することについての別の記事があります。アカウントの件も、同じ「戻ったらやること」のリストに入れておきましょう。
この記事の範囲
この記事で扱っているのは、出発前に自分で確認できる事項と、残しておくべき記録です。特定のサービス、プラン、ツールをすすめるものではなく、情報セキュリティに関する技術的な助言を提供するものでもなく、いずれかの機関や通信事業者の認証やローミングの規定について述べるものでもなく、個々の状況を判断するものでもありません。
各機関の実際の取り扱いは、その機関の正式な説明が基準です。
ポイント
出国前のチェックリストは書類と住まいのところで終わりがちですが、つまずく原因の多くはログインです。まず認証コードがどの方法で手元に届くかを確認し、重要なアカウントのバックアップコードを用意しておきましょう。それだけが電話番号とメールアドレスに頼らない手段です。復旧手段は主な手段と一緒に使えなくなるので、出発前の1週間に実際に一度試します。新しい端末と新しい場所は追加の確認を引き起こすので、端末は替えずに済むなら替えません。パスワードの変更、紐づけた電話番号の変更、新しいアカウントの開設は、戻ってからにします。