表示価格のほかにいくら払うのか:売上税とチップの実際の計算
出身国では表示価格がそのまま最終的な価格だった、という人は多いはずですが、アメリカは違います。この違いのせいで、最初の月はずっと「また思ったより高い」と感じることになります。
売上税:地域によって違い、表示価格には含まれない
アメリカには全国一律の売上税がありません。税率は州、郡、市がそれぞれ決めて上乗せしていくため、同じ州でも都市が違えば税率が違うことがあります。
商品の種類によっては、一部の州で扱いが異なります。たとえば未加工の食品、処方薬、衣類は、州によっては非課税か、税率が低くなっています。こうしたルールは州ごとに大きく違います。
- 実際にできること
- 住んでいる都市の実際の税率を一度調べて、覚えておきます
- ネット通販の税率は通常、売り手の所在地ではなく配送先の住所で計算されます
- 大きな買い物を見たら、まず頭の中で税を足してから、割に合うかどうかを判断します
チップ:どんな場面で、いくら渡すか
チップは法律で決まっているものではありませんが、一部のサービス業では広く期待されています。そうした仕事の基本給の仕組みが、チップがあることを前提にしているからです。店内で食事をするレストランでいちばんよく見られる範囲は 15% から 20% です。
テイクアウト、セルフサービス、カウンターでの注文では、通常チップは不要か、少なめです。ここ数年は、多くの店の決済端末にチップの選択肢が表示されますが、渡さないを選んでもかまわず、気まずく思う必要はありません。
- 実際にできること
- 店内で食事をするレストラン:一般的には 15% から 20% で、サービスが特によければそれ以上でもかまいません
- 大人数で食事をしたら、払う前にまず請求書を見ます。すでに gratuity を自動で加算しているレストランもあります
- テイクアウトとカウンターでの注文:渡さなくても少額でもよく、決まったルールはありません
- ヘアカット、バレーパーキング、ホテルの客室清掃、デリバリーにはそれぞれ違う習慣があるので、まず観察してから合わせます
この2つを毎日の予算に組み込む
毎月の外食の予算が 400 ドルなら、実際の支出は 480 から 520 ドルになる可能性が高いでしょう。これは最初から計算に入れていなかっただけで、使いすぎではありません。当サイトには、レシートにある税金と各種の追加料金の読み方についての別の記事があります。当サイトには、初めてここで髪を切るとき、長さは数字で伝えることについての別の記事があります。
当サイトには、初めてデリバリーを頼むとき、請求が四層になっていて、住所欄が届くかどうかを決めることについての別の記事があります。デリバリーのほうで増える二層は、店内では出てきません。
当サイトには、予約する、順番を待つ、そのまま入るという三つが三通りの別々のルールであることについての別の記事があります。店内で食べるときに先に見るのは、その三つです。
当サイト(お金のサイト)には、レシートにある数字と違う数字が口座に出ること、チップの分はあとから確定することについての別の記事があります。渡したあとに口座の上でどう動くかは、その記事にあります。
- 実際にできること
- 予算を組むときは、外食の分にまず 1.25 をかけます
- このサイトの計算ツールで何度か計算してみると、すぐに感覚がつかめます
- 割り勘のときは税とチップも分けることを忘れずに。料理の金額だけを分けてはいけません
この記事の範囲
この記事が扱うのは、この2つの金額がそれぞれ何であり、レシートのどこに出てくるかです。税率や割合は一切挙げず、どの州や地方の税務上のルールも説明せず、チップの金額をすすめることもなく、財務または税務に関する助言にもあたりません。実際の税率は、その州と地方政府の公式情報が基準です。
ポイント
税率を覚え、チップの習慣をはっきりさせましょう。この2つがわかって初めて、アメリカの物価の感覚が正確になります。