オンラインアカウントを使わなくなったら:停止か、削除か、そのまま置いておくかを先に見分ける
当サイトには、オンラインアカウントを登録するとき、ついでに復旧方法も一緒に設定しておくことについての別の記事があります。渡米した直後にはアカウントをまとめてたくさん作りますが、そのうちの一部は数か月後には使わなくなります。多くの人の対処はログインしなくなることで、それでたいてい問題はありません。ある日そこから料金が引き落とされるか、スマートフォンを替えようとして初めて何かの認証がまだそこに紐づいていると気づくまでは、です。20分かけて後始末をするほうが、あとで対処するよりずっと簡単です。
自分が求めているのがどの種類かを先に見分ける
使わずに置いておく、停止する(アカウントは残るが使えない)、そして削除する(データごと取り除く)。3つは元に戻せる度合いが違い、多くのサービスはそのうち1つか2つしか目立つ場所に書いていません。
自分に問うべきは、あとでその中身が必要になるかどうかです。なるのであれば、まず中身を持ち出してからにしましょう。
閉じる前に3つのものを持ち出す
履歴(注文、支払い、やり取り)、アップロードしたファイル、そして登録時に使ったメールアドレスと電話番号。3つめがいちばん見落とされがちです。それはアカウントの中ではなく、あなたの記憶の中にあるからです。
当サイトには、紙の書類を見つけられるファイルにするには、スキャンよりも名前の付け方のほうが大事だということについての別の記事があります。持ち出したものは同じ名前の付け方でしまっておきます。そうしないと、3か月後には消す勇気もなく、見つけることもできないファイルの山になります。
まだそれにつながっているものを先に洗い出す
それをログイン方法として使っているほかのサービス、それに紐づいている支払い、そしてそれを連絡用のメールアドレスにしている先。この手順を終える前に閉じても、問題を先送りするだけです。
当サイトには、オンラインアカウントを登録するときにアカウントの一覧を残しておくことについての別の記事があります。その一覧がここで役に立ちます。当サイト(お金のサイト)には、口座やカードを解約するとき、最初の一歩はまだそれにつながっているものを洗い出すことだという点についての別の記事があります。その記事の順序(まず移す、次に様子を見る、最後に閉じる)は、ここでもそのまま当てはまります。
料金が引き落とされるものなら、引き落としが本当に止まったかを先に確認する
サブスクリプションの解約とアカウントを閉じることは別々の操作で、しかも順序に決まりがあることがよくあります。アカウントを閉じても引き落としが自動では止まらないサービスもあれば、先に引き落としを止めないと閉じさせてくれないサービスもあります。
当サイト(お金のサイト)には、もう解約したのに次の回も引き落とされたときのことについての別の記事があります。その記事は、解約そのものが完了しているかどうかをまず確認するよう述べています。ここでのやり方も同じです。「画面で押したはず」に頼るのではなく、保存しておける確認を手に入れます。
認証の手段は先に外しておく
このアカウントがほかのサービスの復旧手段になっている場合や、認証アプリの中にまだその項目が残っている場合は、閉じる前に対処する必要があります。順序が逆になると、復旧が必要になったその日に、復旧手段がもうないことに気づくことになります。
当サイトには、自分のアカウントに入れないとき、行き詰まるのは復旧手段ごとであることが多いという点についての別の記事があります。当サイトには、パソコンやスマートフォンを替えるとき、それを認証に使っているものも一緒に移す必要があることについての別の記事があります。同じ一覧を、今回は逆向きにほどいていきます。
閉じたあとに1行残す
いつ、どの方法で、相手からどんな確認が届き、あなたが何を持ち出したか。この1行が役に立つのは数か月後です。そのサービスからまたメールが届いたときや、あのとき本当に閉じたのかどうか確信が持てなくなったときです。
当サイトには、期限の日付はいくつものシステムに散らばっていて、全部を見られるのは自分だけだということについての別の記事があります。アカウントを閉じるのと同時に、その表の対応する行も消しておきます。そうしないと、もう終わったことをいつまでも知らせ続けることになります。
この記事の範囲
この記事で扱っているのは、自分で段取りできる順序と記録の残し方です。いずれかのサービスの停止や削除の方針、データの保存期間、プライバシーに関する規定について述べるものではなく、情報セキュリティに関する技術的な助言を提供するものでもなく、特定のサービスやツールをすすめるものでもありません。
実際の取り扱いは、そのサービスの正式な説明が基準です。
ポイント
そのまま置いておくか、停止か、削除かを先に見分けます。3つは元に戻せる度合いが違います。閉じる前に3つのものを持ち出します。履歴、アップロードしたファイル、そして登録に使ったメールアドレスと電話番号です。まだそれにつながっているものを先に洗い出します。それでログインしているサービス、紐づいている支払い、それを連絡用のメールアドレスにしている先です。料金が引き落とされるものなら、サブスクリプションの解約とアカウントを閉じることは別々の操作なので、保存しておける確認を手に入れます。それがほかのサービスの復旧手段になっているなら、順序は先に外してから閉じる、です。最後に1行残します。いつ、どの方法で、どんな確認が届き、何を持ち出したか、です。