コードを読み取るよう言われたら:読み取ったあと、まず URL を見る
コードそのものを見ても良し悪しは分からず、人の目では見分けられません。見分けられるのは、コードが連れて行こうとしている URL のほうで、その URL はタップする前に表示されます。この記事では、その数秒間に何を見るか、そしてどんな場面ならコードを使わずに自分で公式の入口からたどり直す価値があるかを説明します。
読み取ったら、まずプレビューの表示で止まる
多くのスマートフォンのカメラは、読み取るとまず URL を表示し、タップして初めて移動します。その表示が唯一のチェックポイントです。見るのはドメイン、つまり最後の部分の名前です。たとえば、どこかの市役所やある会社の正式な URL にあたる部分で、その前に続く長い文字列ではありません。
その文字列の意味が分からなくてもかまいません。判断するのは1つだけでよく、「この名前は、いま目の前にある用件と合っているか」です。駐車料金の支払いなのに、その都市と関係のない名前に連れて行かれたら、いったん止まりましょう。
コードを使わないほうがよい場面がいくつかある
コードは貼り付けられたものであり、シールは上から貼り替えることができます。次のような場面では、自分で公式の入口からたどり直しても1〜2分余計にかかるだけですが、それで事の性質がまったく変わります。
当サイトには、自分から連絡するときは、まず正しい番号と正しい入口を見つけられているかを確かめることについての別の記事があります。その記事の原則はここでも同じで、入口には出どころが必要です。
- 実際にできること
- 路上の駐車スペースや充電スタンドのように、屋外にあって誰でも触れられる場所
- その場でカード番号、口座番号、本人確認の情報を入力するよう求められるもの
- 郵便物や荷物に挟まっていた1枚の紙。特に、届くと思っていなかったもの
- 誰かが直接手渡してきて、しかも読み取り終わるのをそばで待っているもの
シールを上から貼られたものは、見れば分かる
屋外のコードでいちばん多い問題は、上からもう1枚貼られていることです。見るときに縁や角を触ってみてください。2層になっていないか、角がめくれていないか、色が下のものと同じ印刷かどうか。この数秒に専門知識は要りません。
おかしいと感じたら、別の場所にあるコードを使うか、その事業者の公式の方法で直接支払いましょう。同じ駐車場でも、入口は通常1つではありません。
支払うなら、受取人をもう一度見る
支払いページには受取人の名称が表示されます。その名称が、自分が支払っているつもりの相手と同じかどうかは、もう一度見ておく価値があります。合わないときはいったん画面を閉じましょう。それで損をすることは何もありません。
当サイト(お金のサイト)には、誰かに口座番号とルーティング番号を求められたとき、判断すべきなのは経路であることについての別の記事があります。ここでも同じ判断で、入口が電話からコードに替わっただけです。
自分の場所にコードを貼るときにも、やり方がある
自分が貼って他の人に読み取ってもらう側の場合、たとえば貸している家、物を売る屋台、地域のお知らせなどでは、反対側の立場から考えます。上から貼られにくい場所に貼り、その横に URL を文字でも書いておきます。
文字の1行は、相手にもう1つの道を用意するためのものです。コードが分からない人、読み取れない人、不安な人は、自分でその URL を入力できます。
読み取ったあとは1行残しておく
支払いや情報の入力がからんだときは、記録を1行残します。日付、どこで読み取ったか、誰に支払ったか、金額はいくらか。この数行があれば、あとで明細と照らし合わせるときに思い出す必要がありません。
当サイト(お金のサイト)には、支払いの証明をどのくらいの期間、どの種類を残すかについての別の記事があります。コードで支払ったものは紙の控えがないことが多いので、その場のスクリーンショットが唯一の証明になります。
この記事の範囲
この記事は、コードを読み取る前後に自分でできる確認と、残しておくべき記録について、やり方を書いたものです。いかなるウェブサイトやサービスの真偽も判断せず、いかなるアプリや支払い方法も推奨せず、情報セキュリティ上の技術的な指針も提供しません。
不正利用や損失が疑われる場合は、取引のある機関と関係する公式の窓口に直接連絡してください。実際の対応方法は、その機関の正式な説明が基準です。
ポイント
読み取ったらまずプレビューの表示で止まり、ドメインの部分の名前が目の前の用件と合っているかを見ます。屋外のコード、カード番号や口座番号の入力を求めるもの、届くと思っていなかった郵便物に挟まっていたもの、誰かがそばで読み取りを待っているもの。この4つは、コードを使わずに自分で公式の入口からたどり直す価値があります。屋外のコードは縁や角を触って、2枚目が貼られていないかを見ます。支払いページの受取人の名称をもう一度見て、合わなければ画面を閉じます。自分がコードを貼って他の人に読み取ってもらうなら、横に URL を文字でも書いておきます。支払いや情報の入力がからんだときは、その場でスクリーンショットを撮り、日付、場所、受取人、金額を1行残します。